川柳「新コロナ モノカネ冷やし ヒトに熱」 平 鋼治

倉田さん
 僕には、そんな才能ありません(管理人から喜寿文集に俳句の投稿依頼をしました)。もともと川柳にも無縁な身ですが先にも申し上げましたように家内の川柳教室に、ちと刺激され、朝日新聞の川柳欄(茨城)に葉書で投稿しました。丁度、コロナが蔓延しだした頃でした。はがきに

「新コロナ モノカネ冷やし ヒトに熱」

と新コロナが経済を破壊し人間を壊すとしたのですが、確か、一枚の葉書には3句までとあったので白紙も情けなく、余白に「散りて尚・・・」と俳句もどきの句を書いて投函したもののすっかり忘れていました。
 家内の川柳教室もコロナの影響でなんども閉鎖でしたがそんな折のある日、同じ教室の生徒さんが「ご主人も川柳されるのですか?利根町の平さんの句が朝日新聞に掲載されていましたよ。」「いいえ、主人は川柳しませんけど。」「でも、利根町の平さんてご主人しかおられません。こんど、新聞の切り抜きお持ちします。」てなことで新聞の切り抜きをいただいたのですが、その句が「新コロナ・・」でなく「散りて尚 絢爛豪華 花筏」で10選中の川柳の一句でした。どこでこんな句が川柳に選ばれたのか?未だによくわかりませんがそれでも事実は事実なのでいい思い出になりました。長くなりましたが実際はそんなところでございます。お騒がせでした.Taira Nov.17,2020